こんにちは、シェアリッチ株式会社 代表の阿久津です。
今回は、初心者の方向けに「ドメイン取得のコツ」についてお話ししたいと思います。
私たちがホームページを運営する上で、レンタルサーバーとともに必須なのがドメインです。ドメインは、いわゆるインターネット上の住所のこと。
ドメイン販売会社から、お金を払えばある程度好きなものを選ぶことができます。
しかし、ドメインといっても、初心者は名前の付け方や、「.com」「.jp」などどれを選べばよいか悩む場合がほとんど。
そこで、今回はドメインの選び方や、名前の付け方など、ドメインについての気になる疑問についてお答えしていこうと思います。
ドメインを取得するコツは?
私がお伝えしたいドメイン取得のコツは、次の4つです。
■ドメイン取得の4つのコツ
・会社名や店名をつけると良い
・ブログやホームページの内容と合っている
・長すぎる名前は避ける
・価格や知名度など総合的に判断する
上記の4つは、ドメインを取得する上で大切なこと。ですから、これらをを意識してドメインを取得するようにしましょう。
それでは、ひとつずつ解説していきましょう。
会社名やお店の名前をつけると良い
あなたが会社やお店を運営している場合は、会社名や店名をつけることをおすすめします。
理由は、検索するユーザーが分かりやすく、安心するからです。
世界的に有名な企業は、ドメインに会社名を入れている場合がほとんど。例えば、Googleは「google.com」ですし、Yahoo!は「yahoo.co.jp」です。
会社名や店名がドメインに入っていれば、検索したユーザーも「このサイトで合ってる」と安心してくれます。
他には、商品名、個人名などでも良いでしょう。
ブログやホームページの内容と合っている
ドメイン名は、できれば自分の運営するブログやホームページの内容と合っていた方が良いです。
こちらも、ユーザー目線に立てば納得していただけると思います。
仮に、会社名やお店と全く関係ないドメインを選んだらどうでしょうか?
例えば、パンを販売しているお店が、ドメインに「○○ラーメン.com」とつけたら、違和感がありますよね!
パンのお店を検索したユーザーが、「○○ラーメン.com」と書かれたドメインを見たら、不安になる可能性もあるでしょう。
ですから、ドメイン名は自分のサイトと関係があるネーミングをおすすめします。
長すぎる名前は避ける
あまりにも長すぎるドメイン名も避けた方が良いです。
ドメイン名が短いと、次のようなメリットがあります。
■メリット
・覚えてもらいやすい
・直接URLを入力しやすい
・名刺やHPに載せる時に便利
まず、短いドメイン名は覚えてもらいやすいです。
例えば、次の2つはどちらが覚えやすいですか?
- ab.com
- abc-def-ghijkl-mnopq-rsty-.com
当然、1番の「ab.com」の方がユーザーには覚えてもらいやすいですよね。
また、2番のようにドメイン名が長いとURLを直接タイピングするのが面倒です。短い方が、WEB上で自分の会社やお店のURLを入力する時も楽ですね。
他には、名刺やHPにURLを載せる時も、短い方が見栄えは良いでしょう。
一説によると、短いドメイン名の方がSEOに強いとも言われています。
短いドメインの方が、購入する時に価格が高いのも、短い方が価値が高いという証明でもありますね。
価格や知名度など総合的に判断する
ドメインを取得する時は、コストをケチケチしないことが大切です。
ドメインは、名前と「.com」「.jp」などトップレベルドメインで構成されています。
ドメインの価格は、トップレベルドメインをどれにするかで、金額が変わってきます。
特に、トップレベルドメインでは、「.com」や「.jp」が人気で1つ1,000円以上と高額です。次に高いのが、「.net」や「.info」などで1つ300円~500円前後でしょうか。
反対に「.xyz」や「.site」などは1つ30円程で購入でき、他には期間限定で1円買えるものまでさまざま。
ドメインは取得と言っても、あくまでレンタルのようなもので、1年契約から、複数年契約と、毎年お金を支払う必要があります
ですから、安いドメインを選びたい気持ちは分からないでもありません。
しかし、安いという理由だけで、自分の会社やお店のドメインを決めるのは、得策ではないのです。
「.com」や「.jp」の価格が高いのは、それだけ知名度や信頼性が高いからです。
これからドメインを取得する方は、これまで紹介したコツを参考にしてください。
では、すでにドメインを取得している方で、今回紹介したコツを知らずに取得して後悔している場合はどうすればよいでしょうか?
ドメイン取得を間違えたと思ったら?
ドメイン取得を間違えたと後悔しているならば、もう1度他のドメインを取得するのも1つの方法です。
古いドメインの次回の契約を更新しなければ、損失も少ないはず。
そして、他のドメインに古いドメインのブログやホームページの記事を引越しすれば問題ないのです。
ドメインには、ドメインパワーと呼ばれるものがあります。ドメインパワーとは、ブログやサイトごとのドメインの強さのこと。
長い期間、正しい方法で運営して検索エンジンの評価が高まると、ドメインパワーが強くなり、自分のサイトが検索の上位に表示されやすくなります。
古いサイトの記事を引越ししないと、ドメインパワーは引き継ぐことができません。
しかし、正しい方法で記事を引越しすれば、新しいドメインでも、強いドメインとしてスタートできるのですね。
ですから、どうしても今のドメインを変えたい場合は、この方法を利用しましょう。
まとめ
今回は初心者の方向けに「ドメイン取得のコツ」について紹介してきました。
はじめてサイトを作る方にとっては、ドメインを取得する時に、どれを選んだ方が良いか分からない場合は多いでしょう。
ですから、今回お伝えしたように、ドメインを取得するコツをひとつの基準として選んでいただくと、取得後に後悔することがなくなります。
ドメインを取得するコツである4つを意識して、納得したドメインを選んでいただけたら嬉しいです。
また、今利用しているドメインを変更したい場合は、新しいドメインへ引越しをしましょう。