小規模事業者持続化補助金の実際の申請例を解説【次回締め切りは2021年6月4日】

こんにちは、茨城県古河市でホームページの作成代行をしている、シェアリッチ株式会社の阿久津です。

先日2021年(令和3年)の2月5日(金)に、ホームページ作成など様々な用途で補助金が利用できる、国の小規模事業者持続化補助金(一般型)の締め切りを迎えました。

実は今回、私たちの会社も補助金の申請を行いました。

弊社は古河市商工会の会員であり、商工会の職員の方、中小企業診断士の先生などにアドバイスをもらいながら、申請のために提出する書類を作成していただきました。

小規模事業者持続化補助金について、今後検討されるための参考になればと思いまして、どういった流れで申請に至ったかをこれから紹介していきます。

小規模事業者持続化補助金の申請までの経過報告

日付内容
1月上旬補助金申請の検討開始
1月6日個別相談会の申込み
1月14日個別相談会の実施
(約2時間)
1月14日~2月4日資料作成のためのやり取り
2月5日申請書の提出

分かりやすいように時系列で掲載します。

ざっくり言いますと、最初に補助金の申請を検討してから申請書の提出まで約1か月でした。

ただ、弊社は商工会の会員で、個別相談会に参加することができたこと、商工会で弊社の事業のことを事前に知っていたことも、この短いスパンで提出できた理由です。

そして、何より古河市商工会の職員の方に申請まで奮闘していただきました。申請にあたって、どういった点に気をつけるべきかなど、色々とアドバイスしていただき勉強になりました。

これまで補助金だけでなく、融資などでもお世話になるなど、商工会の職員の方と関係性ができていたのも大きいと思います。

ですから、もし商工会や商工会議所に所属していない場合や、あなたが行っている事業を一から説明する場合は、遅くても締め切りの2か月前には相談に行った方が良いと思います。

早ければ早いほど、抜けがなく準備できますし、商工会や商工会議所の職員の方も余裕をもって資料を作成できるためです。

資料を作る上で、補助金を何に使うかなど、見積りが必要ですので、申請の締め切りに間に合うように、早めに見積もりを出してくれる会社を選ぶというのも重要です。

実際に、私たちも早めに見積もりをお願いしました。

小規模事業者持続化補助金で申請した内容

申請内容
・販促用チラシの作成と配布

・野立て看板の作成と設置

シェアリッチ株式会社では、補助金の過去の採択事例を基にして、大きく分けて2つの内容で申請しました。

1つ目が上記の画像の販促用チラシの作成と配布です。

チラシのデザインは弊社で行い、何枚か試しに印刷してもらいました。このチラシを、弊社のある古河市内に配布します。

2つ目が野立て看板の作成と設置です。

地元の企業として周知してもらうために、車の往来が多い道路の近くに、2畳ほど(約2.4m×約1.2m)の看板を立てます。

野立て看板の作成は初めてで、見積もりをお願いした結城市のサイトウ広告様に色々と詳しくアドバイスいただきました。

普段はあまり交流がない他の業界の方と交流が持てるのも、小規模事業者持続化補助金を申請して良かった点です。

このように2つの内容で申請書を提出しました。

ホームページ制作でも補助金を利用できる

ホームページを持っていない会社やお店、またはホームページをリニューアルしたい方で、小規模事業者持続化補助金の条件に当てはまる場合は、審査に合格すればホームページ作成で3分の2の補助が出るので、ぜひ申請してください。

ちなみに、審査に不合格になっても、再度申請することも可能です。

また、申請するにあたって、中小企業診断士や商工会、商工会議所の職員の方からアドバイスをもらえたり、事業の現状の把握や課題が見えてきますので、申請して損をすることはありません。

申請に必要な資料も、商工会や商工会議所の職員の方が作成のお手伝いをしてくれますので、ご安心ください。

小規模事業者持続化補助金<一般型>

補助金対象商業・サービス業(従業員5人以下)
※宿泊・娯楽・製造業、その他は20人以下
※従業員とは「常時使用する従業員の数」
※会社などの営利法人の他に、個人事業主や一定要件を満たす特定非営利活動法人も対象となるが、詳細は公募要領を参考に
補助金上限上限50万円(事業経費の3分の2を補助)
申請締切日
第5回: 令和3( 2021)年6月4日(金)
第6回: 令和3( 2021)年10月1日(金)
第7回: 令和4( 2022)年2月4日(金)
第8回: 令和4( 2022)年6月初旬
第9回: 令和4( 2022)年10月初旬
第10回(最終): 令和5( 2023)年6月初旬 予定
採択結果公表第4回:令和3(2021)年4月頃第5回以降については更新される「公募要領」を参考に
補助対象事業販路開拓への取り組み事業ホームページ制作は「広報費」に該当
補助事業の実施期間第4回分に関しては、交付決定通知受領後から、2021(令和3)年11月30日まで

次回の申請締め切りについて

次回の小規模事業者持続化補助金(一般型)第5回目の締め切りは2021年の6月4日(金)とされています。

補助金を申請したい方は、早めに最寄りの商工会または商工会議所にご相談ください。

締め切り日など、正式に発表されましたら、当ホームページでも情報を掲載したいと思います。

この記事を書いた人

シェアリッチ株式会社