茨城県より2度目の経営革新計画が承認されました

こんにちは、シェアリッチ株式会社の阿久津です。

特定社会保険労務士で中小企業診断士でもある阿内先生、古河市商工会の職員の方のご協力のお陰で、茨城県より2度目の経営革新計画の承認をいただくことができました。

今回は、言語を翻訳するツールを使用した海外向けのECサイト(オンラインショップ)制作と、販路開拓を支援するというテーマになります。

英語だけでなく、ポルトガル語、中国語、韓国語、フランス語、イタリア語など様々な国の言語に翻訳することで、日本の伝統文化を活かした商品などをはじめ、海外に商品やサービスを売りたいというお客様のサポートをさせていただきます。

なぜ海外向けのサービスをテーマに選んだかと言いますと、弊社スタッフがたまたまテレビで東京都の荒川区にある森田畳店の番組の話を聞いたからです。

”有機栽培”国産畳表を特別価格でご提供中!東京都荒川区の森田畳店です。 (tatami-mat.net)

森田畳店は個人店ながら、映画の大ヒットシリーズ007や、ファッションブランドH&Mのパリコレのショーで商品である畳を提供された経験のある凄いお店なのです。

森田畳店よりも事業規模の大きい同業者もいる中で、なぜ海外の、しかも有名な映画やファッションショーからオファーがあったのか。

それは、森田畳店が海外のお客様向けにホームぺージにいち早く翻訳機能を取り入れたからです。

森田畳店のホームぺージをご覧いただくとお分かりになるかと思いますが、現在フランス語と英語に翻訳したページを別途で作成してあります。

そしてもう一つのポイントとして、海外のお客様が畳を輸入をする時の注意点などを事細かに記載してあるのが、海外のお客様から信用を得た点だと私は感じています。

実は、畳は素材によっては輸入時に関税がかかったり、輸入が禁止されているものがあります。
森田畳店のホームぺージには、こういった具体的な内容が詳しく書かれているので、わざわざ問い合わせをしなくても確認できるのです。

お店の店主が20年近く前に独学でホームぺージを作成し、ある時期から英語とフランス語に翻訳したページを追加したと言います。

早い段階で翻訳されたページを作っていたため、畳を使用したいという海外のお客様が森田畳店のホームぺージを見つけ、輸入についても詳しく書かれていることで、安心して取引をしようと考えたのでしょう。

森田畳店の成功例からヒントを得て、日本から海外に商品を輸出したいお客様、あるいは海外に住んでいて日本の商品を輸入したいお客様も必ずいると思い、海外向けのホームぺージ制作のサポートを今回の経営革新計画のテーマとしました。

弊社ではもともと海外から商品を輸入していた経緯もあり、海外との取引の仕方のノウハウもあったことも決めてのひとつになりました。

人口が徐々に減っている日本の現状で、国内でパイの取り合いをするのではなく、海外向けの商品やサービスを強化していくことで、日本に少しでも利益をもたらせるお手伝いができるよう、これから新規事業として取り組んでいきたいと考えています。

海外向けに商品やサービスを販売していきたいと考えているお客様は、お気軽にご相談ください。

この記事を書いた人

シェアリッチ株式会社